【ポピュラー音楽史の“特異点”②】1954年〜1956年 ロックの誕生

Rock 'n' Roll/ロックンロール/ロックは、いつ誕生したのか。もちろん一朝一夕に生まれたのではなく、長い時間をかけて複数の音楽が融合、発展していったのですが、その完成を「1955年」という一点に集約しても、あながち間違いではない気がします。もう少し正確を期するなら、1954年〜1956年。これが「ロックンロールが生まれた年」で…

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[ポピュラー音楽史の“特異点” ①]1969年〜1970年 その4【新たなロックの「定義」が示される。】

[4] 新時代のロックの誕生。ここまで、1969年〜1970年に「失われたもの」を書き連ねてきました。ビートルズが解散し、スープリームスがなくなり、ウッドストックという巨大な祭りが終わり、時代を象徴するアーティスト4名が同じ27歳で相次いで亡くなり。しかしこの時代は、失われたもの以上に、多くの新しいものが誕生しているのです。1969年に…

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[ポピュラー音楽史の“特異点” ①]1969年〜1970年 その3【60年代ロックの主役の相次ぐ死】

[3] 60年代ロックの主役の相次ぐ死去と、悪夢の「The 27 Club」。 1969年〜1970年は、音楽史上重要な人物たちの死によっても、きっぱりと区切られています。1969年7月、ローリング・ストーンズを去ったばかりのブライアン・ジョーンズが、自宅のプールで亡くなります。27歳でした。翌70年9月、ジミ・ヘンドリックスが、ロン…

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[ポピュラー音楽史の“特異点” ①]1969年〜1970年 その2 【ウッドストックとオルタモント】

[2] ウッドストックとオルタモント。事件となった2つのフェス。 1969年8月に行われたWoodstock Music And Art Fair(以下ウッドストック)は、32組のアーティストが出演し、40万人とも50万人とも言われる観客を集めた、史上空前の巨大コンサートでした。映画公開時の予告映像。多くの人と同じように、私は中高生の…

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[ポピュラー音楽史の“特異点” ①]1969年〜1970年 その1【ビートルズ解散】

ども、またシノです。ロック/ポピュラーミュージックの歴史を振り返って見ると、時代の歯車がガチャリと大きく動いた“特異点”とも言うべき年がありまして、1969〜1970年はその代表です。「言いっぱなし」では語りきれなかったので、改めてまとめてみました。 とにかくこの2年間は、大きな出来事が多いのです。目次的に並べてみます。[1] ビート…

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ポール・マッカートニーの「暗めで単調な曲」の変遷。

ビートルズおよび各メンバーの音楽を愛して止まない私だが、昔からどうにも好きになれない曲群がある。それが、「ポール・マッカートニーの、暗めで単調な曲」だ。その代表が、これ。“Things We Said Today”「今日の誓い」(1964年)。https://youtu.be/NItAlTsPuQgアルバム“A Hard Day's N…

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「音楽言いっぱなし」蛇足解説:パンクのこと。

ども、シノです。青んぼと、YouTubeでラジオ的な番組をやっています。https://youtu.be/bTZYQJwujBQこの番組、2人でダラダラダラッとしゃべったやつを、青さんが自由自在に切り刻んで上手に編集し、青さんの想うがままの順番で公開していくのですよ。 なので、初回に1977年、パンクを持って来たことに、出演者当人であ…

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プログレを“解放”しよう!

2020年2月9日、クラブチッタ川崎に、カーヴド・エアのライブを見に行った。 https://clubcitta.co.jp/detail/5964正直、驚いた。「カーヴド・エアって、こんなに豊潤な音世界を持っていたっけ?」 知らない人はまったく知らないだろうけれど、カーヴド・エアとは、1970年代前半に活躍した、プログレッシブ・ロ…

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ロックは「動態保存」せよ。

久々です。 今日、2019年11月24日、カルメン・マキ&OZのコンサートを見てきました。 良かったなぁ。 何がいいって、バンド・サウンドなんだよね。 「カルメン・マキと、そのバックバンド」ではなく、 カルメン・マキを含むバンドなの。 このバンドだから出せる音。揺れたりぶれたりしても、それがこのバンドの音、と…

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「フレディがいなければクィーンじゃない」って、そんなの当たり前だから。

2016年9月23日(金)、武道館で「Queen+Adam Lambert」のコンサートを見た。 楽しかった。 友人知人から聞いた前評判は必ずしも良くなく、You Tubeでチェックした最近のコンサート映像でも、 ブライアン・メイが盛大にギターをとちっていたりして、「クィーン、衰えたり」の印象が強かった。 だから逆に…

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初期のジョンの歌詞は、こんなにヤバい。[ビートルズ来日50年に寄せて]

1966年6月29日、ビートルズが最初で最後の来日を果たしてから、ちょうど今日で50年 ──ということで、テレビでは繰り返し「ビートルズ特集」が放送されている。 それはそれでファンとしてはうれしいのだが、私はなんだか満たされない思いを感じてしかたない。 なぜだろう? と考えてみると、「ビートルズはすごい存在なのだ」という大前提…

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ビートルズ 「曲の中の人」クイズ

すごく久しぶりに更新するのに、クイズです。なんでだろう? まあ、好きにします。 昔「ビートルズ カルトクイズ」みたいな本を立ち読みしたことを思い出して、ちょっとクイズを作ってみました。 ビートルズの曲の中には、多くの人・人名が登場します。 下記の[ ]内に入る名前を当ててください。 調べてしまえばすぐにわかってしまう…

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「即興」って何だ?~デレク・ベイリーに寄せて~追

■ベイリーとキング・クリムゾン さて同書には、プログレ好きの私が特に興味を惹かれた部分があった。 それは、キング・クリムゾンの名盤「太陽と戦慄」に参加して強烈な印象を残したパーカッショニスト、ジェイミー・ミューアとデレク・ベイリーとの関係を描いた箇所だ。 本文を引用する前に、ジェイミー・ミューアという人の異色ぶりを、有名な…

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「即興」って何だ?~デレク・ベイリーに寄せて~後

■アヴァン・ギャルドより、もっと自由に! 同書では、デレク・ベイリーとジョン・マクラフリンのギター演奏を比較したこんな記述がある。 ●基本的な違いはハーモニーだ。ジョン・マクラフリンの音楽は調性のあるドラマティックなアルペジオに急速に突き進んでいく。(略)すべてが測定できてわかりやすい。(一方、ベイリーの演奏)には何も枠組み…

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「即興」って何だ?~デレク・ベイリーに寄せて~前

■序~即興詩対決に敗れて 自作詩の朗読を競う「詩のボクシング」という催しに幾度か出場して、一度だけ、横浜大会の決勝に進んだことがある。 決勝戦は、その場で出されたお題に対して即興で言葉を編み、3分間で形を作らなければいけない。 私は、見事に砕け散った。 もしも私が本物の詩人であるなら、言葉は泉の如く湧き出てしかるべき…

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最後の「詩のボクシング」全国大会に、出場しました。

2013年10月19日(土)、桜木町にある県民共済みらいホールで開催された第13回「詩のボクシング」個人戦・全国大会に、神奈川大会の準優勝者という資格を持って出場いたしました。 地方大会の代表者を集めた形での大会としては「これが最後」ということで、私としても、多少の気合いを込めて参加いたしました。 結果、一回戦、二回戦と勝ち…

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博多屋台考

博多出張の楽しみは、私の場合 「屋台でラーメンを食べる」である。 屋台といっても、中州の川沿いに並ぶ観光屋台、 あれは除外したい。 もちろん良い店もなくはないのだろうが、 あそこで食べておいしかった経験が、私にはない。 それよりも天神近辺など街なかにある屋台のほうが、 個性があって外れも少ないと思う。 いや……

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詩のボクシング神奈川大会は、   あれが最後だったとは。

つい一週間前に参加し、3人による決勝戦で花と散った 「詩のボクシング」神奈川大会。                  (撮影:土屋貴央氏) 今日になって、あれが最後の神奈川大会であることを、 別の参加者から知らされました。 http://poetryboxi.exblog.jp/ なんと、そうであったのか!!! …

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